災害対策委員会
災害対策委員会設立の目的
過去10年余りに日本では数多くの大規模災害が発生しています。特に記憶に新しいのは、2024年1月に発生した「能登半島地震」です。大規模災害時には薬剤師も重要な役割を果たしており、日本病院薬剤師会の「災害対策委員会」ではさまざまな取り組みが行われています。また、各医療機関では「DMAT」や「災害派遣チーム」が結成され、薬剤師が被災地で活動しています。しかし、これまで愛知県病院薬剤師会にはこのような災害に対する部門が存在しませんでした。
今後、発災時の薬剤師の重要性はますます高まり、欠かせない存在となっていくでしょう。そこで、愛知県病院薬剤師会内に大規模災害に備える部門を設置し、災害時における各医療機関の情報共有や、災害時に活動できる薬剤師の育成を目的として、2024年より委員会を設立いたしました。
災害対策委員会の活動
当委員会の活動としまして、災害時に向けて各医療施設において備えるべき薬剤リストの公開や、災害に関する講演会の開催などを検討しています。大規模災害に備えて何をすべきかわからない御施設もあると思います。そんな施設や所属する薬剤師の皆様の一助になるよう活動していきます。