一般社団法人 愛知県病院薬剤師会について
- 会長挨拶
- 令和5-6年度会長 藤田医科大学病院薬剤部 山田 成樹
- 令和5-6年度 役員および顧問一覧
- 令和5-6年度 支部区割表
- 令和5-6年度 専門委員会・専門部会
- 一社愛知県病院薬剤師会定款
- 一社愛知県病院薬剤師会定款細則
- 入会・変更・退会等のご案内及び会員の届出について
入会届(特別会員B用)
変更届(特別会員B用)
退会届(特別会員B用) - 愛知県病院薬剤師会表彰規定
- 愛知県病院薬剤師会旅費等支給規定
- 病院薬剤師出向事業_案内文書
様式1_病院薬剤師出向依頼書
様式2_病院薬剤師出向施設届出書
様式3_病院薬剤師出向実施計画書 - 研修会等開催規約
(別紙2)研修単位申請書
(別紙3)研修実施報告書 - 研修会講演会開催指針
藤田医科大学病院薬剤部 教授・薬剤部長
ご挨拶
一般社団法人愛知県病院薬剤師会ホームページをご覧いただき有難うございます。
令和5年6月一般社団法人愛知県病院薬剤師会総会において会長として新任を受けました藤田医科大学病院 山田成樹でございます。新会長として一言皆様にご挨拶を申し上げます。
愛知県病院薬剤師会は平成27年に一般社団法人化され、非営利団体として会員からの代表である代議員の先生方と共に会の運営を行い、約2,700名の会員が在籍しております。
当会は「一般社団法人日本病院薬剤師会との連携のもと、病院、診療所、介護保険施設に籍を有する薬剤師の倫理及び学術水準を高め、質の高い薬物療法の確保を図ることにより、県民の健康及び福祉の増進に寄与すること」を目的としております。この目的を達成するため(1)医療安全及び医薬品の適正使用に関する事項 (2)生涯研修に関する事項 (3)各種認定に関する事項 (4)薬学教育の向上に関する事項 (5)学術大会、研修会等の開催及び協力に関する事項 (6)機関誌及び図書等の刊行に関する事項 (7)調査研究に関する事項 (8)関係諸団体との連携及び協力に関する事項の事業について愛知県病院薬剤師会に設置した各委員会、各部会を通じて、病院薬剤師の質向上と医療への貢献を行っております。
愛知県病院薬剤師会は様々な活動を通じて、医療人として皆様の健康維持と早期病気治癒を目指して活動を行って参ります。また、薬剤師として県民の皆様に貢献できるよう努力を行って参りますので、今後もご指導、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
令和5年6月吉日
ご挨拶
一般社団法人愛知県病院薬剤師会のホームページをご覧いただき有難うございます。
平成3年6月の総会で会長に再任されました名古屋大学医学部附属病院の山田清文でございます。この場をお借りしてご挨拶申し上げます。
愛知県病院薬剤師会は、昭和28年に任意団体として創立され、平成27年度に一般社団法人化した非営利法人であり、現会員数は2700名です。当会の目的は、一般社団法人日本病院薬剤師会との連携のもと、病院、診療所、介護保険施設に籍を有する薬剤師の倫理及び学術水準を高め、質の高い薬物療法の確保を図ることにより、県民の健康及び福祉の増進に寄与することです。
そのために、(1)医療安全および医薬品の適正使用に関する事業、(2)生涯研修に関する事業、(3)各種認定に関する事業、(4)薬学教育の向上に関する事業、(5)学術大会、研修会等の開催および協力、(6)機関紙および図書等の刊行、(7)調査研究、(8)関係諸団体との連携および協力、などを愛知県内で実施しています。令和3年度には、従来の委員会に加えて、新しく「薬薬連携推進委員会」ならびに「医療安全対策委員会」を設置し、愛知県薬剤師会との緊密な連携推進と医療安全の確保に努めております。
愛知県病院薬剤師会は、県民の皆様からのご期待に応えるよう、これからも努力して参ります。皆様からの厚いご指導とご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
令和3年6月吉日
名古屋大学医学部附属病院薬剤部 山田 清文
ご挨拶
一般社団法人愛知県病院薬剤師会のホームページをご覧いただき有難うございます。
愛知県病院薬剤師会は、昭和28年に任意団体として創立され、平成27年度に一般社団法人化した非営利法人であり、現会員数は2,500名余りです。
当会の目的は、一般社団法人日本病院薬剤師会との連携のもと、病院、診療所、介護保険施設に籍を有する薬剤師の倫理及び学術水準を高め、質の高い薬物療法の確保を図ることにより、県民の健康及び福祉の増進に寄与することです。
そのために、(1)医療安全および医薬品の適正使用に関する事業、(2)生涯研修に関する事業、(3)各種認定に関する事業、(4)薬学教育の向上に関する事業、(5)学術大会、研修会等の開催および協力、(6)機関紙および図書等の刊行、(7)調査研
究、(8)関係諸団体との連携および協力、などを愛知県内で実施しています。
愛知県病院薬剤師会は、県民の皆様からのご期待に応えるよう、これからも努力して参ります。皆様からの厚いご指導とご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます
令和元年6月吉日
名古屋大学医学部附属病院薬剤部 山田 清文
ごあいさつ
愛知県病院薬剤師会のホームページにアクセス頂き、ありがとうございます。
平成29年6月に開催された役員総会において、会長に再任された名古屋市立大学病院の木村和哲でございます。この場をお借りして再任のご挨拶をさせて頂きます。
平成27年に愛知県病院薬剤師会は、一般社団法人として生まれ変わりました。法人化により会員全員参加による会員総会は、代議員による社員総会に変わりました。理事会は各支部長 (名古屋東西南北、尾張西中、知多、三河西東)の9名、各委員会の委員長9名、会計理事、総務理事、監事2名から構成され、代議員は、正会員25名から1名の割合で支部ごとに選出されています。
前期同様、副会長には名古屋大の山田清文先生、藤田保健衛生大の山田成樹先生、青い鳥医療福祉センターの長江秀成先生の3名にお願いいたしました。
愛知県病院薬剤師会の会員は平成30年度で2500名を超し、着実に毎年増加しており全国でもトップ5の会員数を有しております。このビッグ病院薬剤師会をまとめることは大変責任の重い役目でございますが、精一杯努めさせていただきますので、これまでと同様にどうぞよろしくお願いします。
いままで愛知県病院薬剤師会は固定の事務局を持たず、会長の所属している病院の薬剤部が業務を代行していました。今回、愛知県薬剤師会館の新築に伴って、会館内に事務局を常設することになりました。新しい会館は周辺の緑に映える素晴らしい建物で、その中に拠点を置き、活動ができることを大変嬉しく思っています。今後さらに県薬との連携を密にし、活動できると考えています。
近年、一人一人の薬剤師は専門性をもち、医療チームの一員として責任を果たすことを求められています。病院薬剤師は調剤室、注射室での業務から病棟あるいは手術室、ICU、医療安全室など病院の様々な場所へと活動の場を広げ、その職能を発揮しております。病院薬剤師会としても新たに専門薬剤師教育委員会を立ち上げ、専門・認定薬剤師の取得をサポートする活動を行っております。具体的には、がん部会、感染制御部会、精神科部会、妊婦・授乳婦部会、HIV部会などがあり、個々の部会で学術講演、研修会等の企画・運営を積極的に行っています。
平成26年の診療報酬改定では、「がん患者指導管理料3」が新設され、外来がん化学療法における薬剤師の指導が診療報酬として認められています。病院薬剤師の専門性や能力を期待されてのことだと思います。
また、地域包括ケアシステム構築の観点から、病院と保険薬局が一体となった薬剤の管理が強化されました。われわれ病院薬剤師も入院前から薬物治療にかかわり、退院後も保険薬局に十分な情報提供を行い、切れ目のない薬剤の管理を行うことが必要とされています。多職種連携の研修会や行事が多く企画されていますが、まずは病院薬剤師と開局薬剤師の連携、顔の見える関係が重要だと考えます。今後、薬剤師の業務はAIやITを使って大きく変わっていくと思われますが、これからは病院薬剤師と開局薬剤師はお互いをサポートしながら、それぞれの立場から患者さん本位の仕事をしていかなければなりません。薬剤師会館内に病薬の事務局を置くことは、薬剤師同志、顔の見える関係づくりの第一歩だと思います。
これからの課題の一つとして薬学生実務実習における「新コアカリキュラムへの対応」が挙げられます。新コアカリでは薬局実習と病院実習との連携が問われており、大学・県薬剤師会との情報交換、理解協力がますます重要になります。薬学生の教育は我々病院薬剤師の使命であり、これまで先輩方が築きあげてきた病院薬剤師の職能を次の世代に引き継ぐため、絶対に疎かにしてはいけないものと考えています。平成30年度から4期制にトライアルし、平成31年度から新実務実習がスタートし、評価方法も大きく変わります。様々な準備と時間が必要で、色々とお手数をお掛けしますが、新しく生まれてくるわれわれの後輩達のために、どうぞご協力をお願いいたします。
愛知県病院薬剤師会は、ホームページや会報誌をこれまで以上に充実させ、多くの会員の先生と情報を共有し、活気のある病院薬剤師会を築きたいと考えています。皆様方のご理解ご協力のもと、何事にも真摯に全力で取り組み「信頼される愛知県病院薬剤師会」を築いていく覚悟ですので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成29年8月吉日
一般社団法人 愛知県病院薬剤師会 会長
名古屋市立大学病院 教授・薬剤部長
木村 和哲
ごあいさつ
愛知県病院薬剤師会のホームページにアクセス頂き、ありがとうございます。
この度、平成27年6月に開催された理事会において、会長に選出された名古屋市立大学病院の木村和哲でございます。この場をお借りして新任のご挨拶をさせて頂きます。
本年度より愛知県病院薬剤師会は、一般社団法人として新しく生まれ変わりました。法人化することで会の運営がどのように変わるか、試行錯誤の段階でございますが、これまでの任意団体から法人化によって、より社会的な責任が求められることは間違いありません。平成27年度、愛知県病院薬剤師会の会員は2300名を超し、全国でもトップ5の会員数を有しております。このビッグな病院薬剤師会をまとめることは大変責任の重い役でございますが、各支部、各専門委員会と情報を密にし少しでも会員が活動し易いよう、努力したいと思います。
これからの大きな課題として「病院薬学認定薬剤師制度の導入」と「後発品の使用推進」があります。今年度から始まった病院薬学認定薬剤師制度は、まだ十分に理解されていませんが、しっかりと説明し、多くの先生方に利用して頂きたいと思っています。また、後発品に関しては、その普及率の向上に限らず、医療費全体の抑制におけて我々への期待は大きく、愛病薬としても、広い視野をもってバックアップしていきたいと考えています。
これまで、病院薬剤師は自分の足元ばかりを気にして活動してきましたが、これからは病院内だけでなく、院外での地域医療にも多職種の一員として参画し、地域社会に貢献しなければなりません。愛知県病院薬剤師会としましては、ホームページや会報誌をこれまで以上に充実させ、多くの会員の先生と情報を共有し、活気のある病院薬剤師会を築きたいと思います。
どうか、皆様方のご理解、ご協力のもと「信頼される愛知県病院薬剤師会」を築いていく覚悟ですので、よろしくお願い申し上げます。
平成27年10月吉日
一般社団法人 愛知県病院薬剤師会 会長
名古屋市立大学病院 教授・薬剤部長
木村 和哲
『愛知県病院薬剤師会ホームページにようこそ』
みなさんこんにちは
愛知県病院薬剤師会では、26年度より委員会の再編を行いました。
学術関係全般を担当していた学術教育委員会を、学術教育委員会と専門薬剤師教育委員会に分けました。学術教育委員会では、会員の生涯研修の支援及び学術発展に伴う調査研究を行います。専門薬剤師教育委員会では、日病薬が認定している5領域(がん、感染、精神、妊婦・授乳婦、HIV)専門薬剤師の教育・育成に関する事業を行います。学術教育部門でのみなさんへのサポートを充実させることが目的です。
24年の診療報酬改定において「病棟薬剤業務実施加算」が新設され多くの施設において取り組まれています。以前は、「病棟活動」と呼ばれていましたが、今では「病棟業務」と呼ばれ、標準的な業務になっています。多くの施設で取り組まれることによって、特別な業務ではなくなりつつあります。
薬剤師の標準的業務は、今まで以上に拡大できると考えます。薬剤師は、医療人としてチーム医療の一員として、専門性を求められます。会員のみなさんも日々いろいろな研鑽をつまれていることと思います。HPが有意義な情報を提供し、一助になればと思います。
ホームページは、組織の大事な顔の一つです。会員の皆さんと愛病薬をつなぐ大事なツールとして、より利用価値の高いものを目指しています。これからも会員の皆さんに有意義な情報を提供していこうと考えています。そして愛知県病院薬剤師会のホームページが、会員だけにとどまらず、利用される皆さんにとって有意義な存在でありたいと考えています。
ホームページだけでなく愛知県病院薬剤師会を、皆さんにとってより良いものにしていきたいと考えます。ご意見ご希望がありましたらお聞かせ下さい。
平成26年8月11日
愛知県病院薬剤師会 会長
勝見章男
『ホームページリニューアルにあたって』
愛知県病院薬剤師会ホームページにようこそ
平成14年度に開設した愛知県病院薬剤師会(愛病薬)ホームページをリニューアルさせていただいて1年が経過しました。
ホームページは、組織の大事な顔の一つです。会員の皆さんと愛病薬をつなぐ大事なツールとして、より利用価値の高いものを目指しています。これからも会員の皆さんに有意義な情報を提供していこうと考えています。そして愛知県病院薬剤師会のホームページが、会員だけにとどまらず、利用される皆さんにとって有意義な存在でありたいと考えています。
6年制薬剤師の誕生,「病棟薬剤業務実施加算」の新設と我々の環境に大きな変化が始まっています。皆さんの周りではどうでしょうか?
「何も変化は、感じないよ」という方も多いかもしれませんが、私たち病院薬剤師を取り巻く環境は確実に変化しつつあります。
その変化に対応していくために薬剤師は、医療人としてチーム医療の一員として着実に前進していかなければなりません。薬剤師に専門性を求められることもその一つかもしれません。そのために会員のみなさんも日々いろいろな研鑽をつまれていることと思います。そうした皆さんに対しても有意義な情報を提供し、一助になればと思います。
ホームページだけでなく愛知県病院薬剤師会は、皆さんにとってより良いものにしていきたいと考えます。ご意見ご希望がありましたらお聞かせ下さい。
平成25年8月13日
愛知県病院薬剤師会 会長
勝見章男
『ホームページリニューアルにあたって』
愛知県病院薬剤師会ホームページにようこそ
平成14年度に開設した、愛知県病院薬剤師会(愛病薬)ホームページをリニューアルしました。
ホームページは、組織の大事な顔の一つと考えます。更に会員の皆さんと愛病薬をつなぐ重要なツールとして、利用価値の高いものを目指しました。
平成24年4月に病院薬剤師の活躍の場として新たに一つの舞台が創られました。
今回の診療報酬の改定において、病棟薬剤業務実施加算が盛り込まれ、薬剤師の新しい方向性を示すものになりました。今年は、病院薬剤師にとって特別な年になるかもしれません。
昭和63年に薬剤管理指導業務が始まり、薬剤師も病棟そしてベッドサイドへと病棟活動を開始したころから考えますと、さまざまの施設において病棟での薬剤師の常駐化を進めている現在の状況は、まさに『夢』の実現です。チーム医療の推進において薬剤師の参画が求められ、臨床の現場における新たな顔の見える薬剤師像が必要とされている現状を考えますと、今回の夢の実現が、同時に新たな夢の実現のためのスタートになったとも考えられます。
また、平成23年11月に開催させていただいた、日本病院薬剤師会東海ブロック学術大会において、各セクションをそれぞれの分野で活躍されている方々にお任せしました。その中で施設の垣根を越えた横の連携の大切さを認識するとともに情報の共有化も大切であることを認識しました。
病棟薬剤業務、薬剤師専門性の発揮は、ともに今後の薬剤師にとって大切であると思いますが、それにはフレッシュで正確な情報の伝達、情報の共有化が求められます。
ホームページを通して有意義な情報を提供し、皆さんの業務の一助になればと思います。
出来上がったばかりの新しいホームページですから、皆さんに見ていただきご意見ご希望がありましたら、お聞かせください。より良いものにしていきたいと思います。
平成24年8月1日
愛知県病院薬剤師会 会長
勝見章男
『会長挨拶』
平成22年4月24日の愛知県病院薬剤師会総会におきまして、引き続き2年間会長を続けさせていただくことになりました。
皆様ご指導ご鞭撻とご協力をよろしくお願いします。
平成22年度の診療報酬の改定の際、DPCの機能評価係数に薬剤師病棟配置が議論されました。結果は、皆さんもご存じのとおり、見送りになりました。薬剤管理指導業務が100点業務と呼ばれていたころから考えますと、薬剤師の病棟常駐の点数化が議論に上がったことは、評価出来ると考えます。
DPCの機能評価係数に薬剤師病棟配置は、あくまで見送りですから平成24年改定には、是非実現させなければいけません。そのために、今回の改定にあった退院時薬剤情報提供料や抗悪性腫瘍剤処方管理加算などをはじめとして、医療現場における薬剤師の評価を高めていく必要があります。平成24年度改定の議論は、23年度にされますから22年度は、重要な年になると思います。
会員施設の中には、いろいろな施設があります。議論されている病院薬剤師業務に対して対岸の火事的に感じている方もあるかもしれません。今、薬剤師にとってとても重要な時期であることは、誰でもが認識しています。この大切な時だからこそ、それぞれの施設において、薬の専門家として、何が出来るかを考えて行動していくことが大切なことだと思います。
5月17日から新しい実務実習が始まりました。薬学部6年制は、今後の薬剤師を左右する一代事業です。何としても、成功させなければなりません。そのためにも実務実習は、有意義なものにしなければいけません。愛病薬では、標準的な実習が行えることを目的にワークブックを出版しました。ワークブックを使用している施設、独自のテキストを作成した施設が情報交換を行いより質の高い実習にしていきたいと考えています。
平成21年度の感想のひとつとして、情報の伝達、共有化の難しさを感じました。入手した情報をなるべく早くお伝えしたい、共有したいと思いますが限界がありました。昨年度からも取り組んでいるのですが今まで以上に、会員との連絡のツールとして、愛病薬のホームページを活用しいろいろな情報を発信していきたいと考えています。
今後も会員の皆さんと一緒に病院薬剤師をより魅力のあるものにしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
平成24-25年度会長
愛知県厚生連安城更生病院 薬剤・供給部門
勝見章男
『新しい薬剤師像を目指して』
4月25日の愛知県病院薬剤師会総会におきまして、会長に選出していただきました。当会は、約1800名の会員からなっており、全国病院薬剤師会の中でも5番目に規模の大きな会となっています。諸先輩方が築き上げてきた歴史と責任の重さと大きさを再認識していますが、力の限り務めさせていただきますので、皆様ご指導とご鞭撻をよろしくお願いします。
ある雑誌に市民の薬剤師に対するイメージが掲載されていました。
「態度が悪い、真面目だが堅い、暗い、プライドだけは高い」などです。反論もたくさんあるでしょう。私が就職したころの上司に「自分の評価は、自分でするな。評価は第3者がするものだ」と、教えられました。言われた当初は、自分のことを自分で評価して何が悪いのか理解できませんでした。今では、こう理解しています。自分で自分に合格点を出しても、周りはそうは見ないことも多くあります。その時に、何でわかってくれないの?と思うか自分の努力が足らないと思うかです。この考えなら先ほどの雑誌に掲載されていた薬剤師のイメージも反論よりも「もっとがんばんなきゃ」につながります。この考えは、変革期を迎えている薬剤師にとって、新しい薬剤師像を作っていくなかで必要な考え方だと思います。
私は、スタッフに「フィールドは私が用意します。プレーするのは貴方達です。」という話をします。今、大きな変革期を迎えている薬剤師には、おもいっきりプレーできる新たなフィールドが必要です。このフィールド作りを念頭におき自分の責務をまっとう出来たらと考えます。一人の力は小さなものですが、信念を持ち、志を同じにした多くの力で、大きな結果が生まれます。傍観者、評論家になることなく力を合わせて20年後30年後の明るい薬剤師像を皆さんと一緒に形作っていきたいと思います。
平成21年度会長
愛知県厚生連安城更生病院 薬剤・供給部門
勝見章男
『薬剤師としての展望―職能の拡大にむけて―』
平成20年度愛知県病院薬剤師会の総会が4月26日(土)14時からスズケン本社ビル2階で開催されました。そこで20年度、21年度の役員改選が行われましたが引き続いて会長の職をお受けいたしました。
一昨年、病薬の会長を引き受けてもう2年が経過しましたが、その平成18年は6年制薬学教育が始まった年でもあり、薬剤師職能の大きな変革期の胎動を感じる年でもありました。
そのために愛知県病院薬剤師会の業務の効率化と迅速化を図り、愛知県薬剤師会に業務の一部を事務委託し、また発送をスズケンロジコムに委託しました。
そして愛知県薬剤師会との連携を深める中で、6年制薬剤師の認定実務実習指導薬剤師の養成ワークショップに参加し、また日本病院薬剤師会の専門並び認定薬剤師制度の推進にがんばってきました。
このように薬剤師を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。
この平成20年4月の診療報酬改定では病院薬剤師に①安全な医薬品の管理への関与②薬剤師個々の専門性の発揮を期待し、外来化学療法加算、がん性疼痛緩和指導管理料の要件に経験を有する薬剤師の配置が盛り込まれ、また薬剤管理指導においてはハイリスク薬の指導とそれ以外の薬剤管理指導とでは点数に差が出来ました。これはひとえに薬剤師の専門性と安全管理に対する評価の現われです。従いまして今後もこれを推進するためには愛知県病院薬剤師会として政治力、結束力を高めていかなければなりません。
そこで私たち病院薬剤師会として今後、愛知県薬剤師会と連携し、薬―薬連携の具体的行動を起こします。第一に、この7月には患者様にお薬手帳の有効な活用をしていただくためのポスターを用意します。第二に、愛知県病院薬剤師会の各地区と愛知県薬剤師会の地区との具体的な連携を調査します。第三に、愛知県病院薬剤師会の組織力を上げるため地区ごとに未組織薬剤師の組織化をお願いしようと思っています。
最後になりますが、今年の総会では愛知県病院薬剤師会雑誌APJHPの優秀論文賞の該当者がありませんでした。毎年3報ほどを表彰してきましたが非常に残念です。先ほどから薬剤師の環境が大変厳しく、原稿を書いたりする時間も無いとの話もありますが皆様には是非ともAPJHPへ原稿をお寄せいただきますようお願いして会長挨拶とします。
名古屋市立大学病院薬剤部
長谷川信策
『薬剤師としての展望―医療の質の向上への貢献―』
会員の皆様お元気ですか。
この度、前会長の鍋島先生から愛知県病院薬剤師会の会長を引き継ぎました。
連綿と続く愛知県病院薬剤師会を副会長、理事共々力を合わせてさらに発展させたいと思います。なにとぞ皆様のご支援をよろしくお願い致します。
会長就任に当たり、僭越ながら所信を述べ皆様と実りある任期となるようがんばって参ります。
従来、私たち薬剤師はクスリの専門家として「クスリの適正使用」に如何に取り組み、貢献できるか、そのために疑義紹介から患者様へのクスリの説明・交付までの調剤、注射薬の個人別セット、薬剤管理指導、IVH・抗癌剤の調製、医薬品情報等々で薬剤師職能の発揮のための様々なアプローチで医療チームの一員として他の医療人・患者様にアピールしてきました。
このような経過・努力の中から、平成18年度から薬剤師を取り巻く環境は6年制薬学教育(臨床の充実)の始まり、医療法の改正(薬局が医療施設となる)、薬事法の改正(OTC薬のリスク分類と販売体制の変更)等で大きく変化しようとしています。薬学教育が6年となれば、当然に質の向上が期待され、専門薬剤師制度と併せて「医療の質の向上」にどれほど貢献できるのか。はたまた医療提供施設としての開局薬剤師は登録販売者(県の資質の認定)とクスリの情報の質と内容でどれほど差別化できるのか。課題は大きく困難な問題も含んでおります。
しかも昨年は4年制薬学の最終年度として多くの高校生の薬学受験がありました。しかし今年度は6年制となり大幅な受験生の減少をきたしましたが、新設薬学の大学・学部の増加により本年度の一学年の定員は約13000人と大幅な定員増となっています。今後、先ほどの課題を一つ一つ克服しながら自分たちの職能の確立・拡大を図らなければ成りません。
まさに会員の皆様の働きが10年後、20年後の薬剤師職能の評価となります。是非とも手を取り合ってがんばっていきましょう。
名古屋市立大学病院薬剤部
長谷川信策
『生き甲斐のある職場を作りましょう』
4月19日の愛知県病院薬剤師会総会におきまして、会長に選出していただきました。伝統ある県病薬の会長に選出され光栄であると同時に重責を感じております。伊藤前会長の残務期間の1年間が任期ですので、副会長以下理事のほとんどの先生方は残留されています。伊藤先生が引かれ、円滑に進んでいる路線を役員諸氏のご尽力を仰ぎながら、継続し発展させたいと思っております。
アメリカヘルスシステム薬剤師会(ASHP)の年次総会に参加したときに、感心しましたのは彼らが自分の仕事に生き甲斐を感じ、自信に満ち溢れ、颯爽としていたことでした。スタイルを決めていることはもとより、これは彼らが自分達の業務に自信を持っており、国民に彼らの職能が評価されているため、プライドを持っているからだと気が付きました。
私達の職能が国民に評価されるためには、業務の質を保証することだと思います。例えば、どこの病院の薬剤師、どこの薬局の薬剤師に相談しても、科学的根拠に基づいた同じレベルの医薬品情報が提供されないと、評価はされないでしょう。業務の質を高め保証することが、私達が生き甲斐を持ち、誇りを持って業務をする上で基本となると思います。どのように質を高め保証したらよいでしょうか?私は次の4つを提案し、実行に移したいと思います。
1) どの病院、薬局へ行っても薬剤師から同じレベルのサービスを受けることができるように、業務のスタンダード(基準)を策定し、これに従がって業務をし、質を保証する。
1月に愛病薬の下部実行チームとして、無菌調剤・輸液業務研究会を立ち上げていただきました。このチームでは開局薬剤師も参加しています。無菌性を保ち調剤をし、患者に安全な輸液を提供するにはどのような科学的根拠に基づき業務を行ったら良いか、業務の基準作りをして戴いています。愛知県内のみで、業務の質が保たれても、国民一般に評価されませんので、日本病院薬剤師会に提案し、今年度の日病薬の学術委員会事業としても認められています。今後は薬剤師が係わる種々の業務についてもスタンダードを策定する必要があります。
2)全ての薬剤師は日本医療薬学会の会員となり、学会に参加して自己の業務について発表し、質について、他の会員から評価を受ける。他の会員の発表については逆に評価をする。
私は名大病院へ90年の元旦に赴任して以来、科学的業務の構築を目指してきました。我々の業務は化学に基ずいていますので、科学的根拠のある、すなわち普遍性があり、誰でも出来る業務にする必要があると考えました。それが質を保証し、国民に認められる職能にする最短の道であると考えたからです。自分達の試みを、自己満足で終わらせてはいけません。必ず他人から評価をしていただき、もし科学的で普遍性があれば、皆さんに利用していただく、これが質を高める第一歩であると思います。まず自分のしたことを纏めて発表し、批判を受けることだと思います。発表までは―――と、尻込みしている方は、まず学会に参加して、他の薬剤師がどんなことを、どのようなレベルでやっているか知ることから始めて下さい。学会で討論することが、私達の意識を変革し、業務の内容も変えるでしょう。
3)薬剤師教育6年制を早期実現し、臨床教育を充実し、薬剤師の業務の質を保証する。
念願の薬剤師教育の6年制が実現しようとしています。薬剤師に欠けていた臨床実習を是非充実させないといけません。教育は薬学部側の責任であると言う議論は正論です。しかし私達も教育をどうするか、どのようにかかわるかを考えないと、将来は私達に跳ね返ってくる問題です。すなわち質の保証に密接に係わっているからです。A病院で受ける臨床教育内容およびレベルがB病院のそれと異なっていては教育の質、ひいては卒後の業務の質が保証されません。愛病薬として、どの病院で臨床実習しても、同じ内容、レベルを保証するようにカリキュラム、テキストなどを整備する必要があります。この点につきましては教育委員会にお願いしてありますし、日病薬として全国共通の指導者用のテキストを作るように前回の理事会でお願いしまた。会員一同も教育は自分の問題であると自覚して、後輩を育てて戴くようにお願いします。
4) 薬-薬連携を緊密にして、薬剤師全体の質を向上する。
国民一般には病院薬剤師と開局薬剤師の区別はないと思います。私達病院薬剤師だけが、質の向上を図っても、開局薬剤師のところへ行った時に、受けるサービス内容がまったく違ったら、国民からポジテイブな評価は得られません。上述しましたように、開局薬剤師と共通する業務等については共同してスタンダードを策定し、研修を行うことが必要かと思います。
今のところ以上のようなことを実行したら、私達もアメリカの薬剤師のように生き甲斐を持って働けるようになるのではないかと考えています。賛同して一緒に行動していただければ幸いです。もしもっともっといいアイデアをお持ちの方は、遠慮なく御提案下さい。私達の未来は私達にしか開くことができませんから。
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
鍋島 俊隆
『ホームページ開設にあたって』
会員の皆様こんにちは。愛知県病院薬剤師会ホームページへようこそ。
この度、愛知県病院薬剤師会(愛病薬)はホームページを開設いたしました。
愛病薬は現在1,670余名の会員数をかかえ、日本病院薬剤師会翼下の中でも全国有数の会として発展しつつあります。愛病薬の特徴は各専門委員会と支部制度にあります。共に愛病薬の事業活動の屋台骨をささえております。専門委員会には調査、会員、学術教育、編集、中小病院・診療所の各委員会に本年度より時代の要請に即し、このホームページの開設に努力いただきました、ホームページ委員会と薬学生病院実習検討委員会を加え計7委員会とし、より充実したものとしました。特別委員会としては薬剤管理指導業務推進委員会があります。
支部活動は名古屋、尾張西、尾張中、知多、東三河、西三河の6支部からなりその地域の特性に応じ、それぞれ独自な活動を行っております。
各委員・支部の皆様にはいずれも会員はじめ次代を担う若い薬剤師のために最大限の努力をいたしております。
この様な状況下におきまして会員各位への情報の伝達は少なからずタイムラグが生じておりました。愛病薬はこの問題を解決する手段としてホームページの開設は欠かせないものと判断するに至りました。
愛病薬は臨床薬剤師の発祥の地として全国に知られております。これは先輩諸氏のたゆまぬ研鑽の結果であることは言うまでもありません。結果の一端として、プレアボイド報告の件数が昨年度は全国の約15%を占めていることからも窺うことができます。
我々には先輩諸氏が構築された豊富な財産が有ります。我々はこれを有効に活用し前進しなければなりません。
このホームページがさらなる躍進の一助になれば幸です。
尚、ホームページについてのご意見、ご要望等がありましたら、お聞かせいただきたくお願い申しあげます。
愛知県病院薬剤師会 前会長
伊藤達雄